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大人になったら何になりたいですか
先週は園で7月生まれのお友だちのお誕生会でしたコロナ禍以降は各クラスを回ってのお誕生会となりましたが、終了後に年長・年中さんと順番にお茶室移築建築を見学いたしました。「大人になったら何になりたいですか」という定番のインタビューがありますが、最近は警察官、消防士、ケーキ屋さん、セーラームーンなどなど…その中で以前は圧倒的に人気があったのに消えていった憧れのお仕事の代表が、保育園の先生、大工さんなのですいま、待機児童解消の政策で、一気に保育園の数が増えて、当たり前のように保育士が恒常的に足らず、そんな中でもよくがんばってくれているんですが…大工さんも人気だったのですが、この頃はいわゆる昔ながらの大工さんが仕事をしている風景が街中から消えてしまいましたね。そんなことで、お誕生会の日に見学会をいたしましたが、この日は大工さん瓦屋さんも来てくださっており、梯子をスルスル上り下りする姿や長い材木も軽々と運ぶ姿、腰に七つ道具を引っ提げているスタイルにも園児たちは、「カッコいい」と…良い体験となりました出来上がったら園児たちに躙り口を潜ってもらいたくて京都新聞社さんのTHE KYOTOのクラウドファンディングでお世話になりがんばっております来週あたりから、一旦なくなってしまった好評の体験型返礼を追加したく存じます♪ -
白川郷
白川郷の合掌造り🙏
なるほど🧐💡‼️
浄土真宗のお寺さまがある地域だからこそ自然と合掌造りと呼ばれたんだろなぁと…🙏
白川郷の辺りには浄土真宗のお寺がいくつかありました。
そう遠くない名古屋辺りに田舎家というスタイルの茶室が遺るのもうなづけるお話です😌✌️
初めての白川郷は感動的でした🥹
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宗祖降誕会
飛雲閣の中でお抹茶いただきました☺️✌️
親鸞聖人のお誕生日(降誕会)の5月21日に、久しぶりに西本願寺のお庭「滴翠園」にある飛雲閣にてお抹茶をいただきました♪
入り口では藪内流のお家元がみなさまを笑顔でお出迎えいただき、感無量でした😌🙏
飛雲閣に続くお茶室「憶昔」(いくじゃく)にちなんだお干菓子をいただき、
西本願寺の什器である天目茶碗「飛雲」にて一服。
阿弥陀堂・御影堂とお参りさせていただき、眺めていたら日が暮れるといういわれから、
日暮門とも呼ばれる唐門も堪能いたしました。
ご相伴いただいたお方に長々と説明しておりましたらホンマに日が暮れそうで💦
慌てて龍谷ミュージアムへ💨
三蔵法師は兜率天往生を願ったと以前お聞きしたことがありましたが、
あの時代中央アジアに弥勒信仰があったことを知り納得💡‼️
そういえば弥勒菩薩の生まれ変わりといわれる布袋さんも唐のひとだったとか…
若き人の学び舎「伝道院」まで歩き、最近の不勉強を反省したことでありました…
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『桜が満開の北野が待合〜神戸小さな北野大茶湯〜』
4月3日の土曜日は、神戸北野『風見鶏のタマゴ』にて、『桜が満開の北野が待合〜神戸小さな北野大茶湯〜』を開催いたしました満開の桜が散り始め、桜吹雪舞う頃をイメージして企画いたしましたが、天候にも恵まれてタイミングばっちりお客さまはじめ、スタッフやいろんな方々に助けられて楽しい一日を過ごさせていただきましたとくにお客さまが、おいでくださる時間をお守りくださったお陰で、点心席のお客さまが本席に入られてから、次のお席のお客さまがお越しくださるというタイミングでお席を保つことができましたコロナ禍でお茶がやりにくくなりましたが、お茶やお人に対し礼節を重んじ、静寂を楽しむ茶の湯の世界は、形を変えつつ、確実にコロナ禍に対応力を身につけて始めていることを感じさせていただきました千宗屋若宗匠が拙寺の茶事にお越しくださった折に、あらかじめ、『浄土真宗さんや!』ということをご承知くださった上でお筆を取ってくださった、阿弥陀経の「白色白光」の一行を床(天井)に頂きました李朝から唐津→伊万里と移り変わっていく中、肥前の器は柿右衛門に至り、末期となった明国にとって代わりヨーロッパへ。柿右衛門の赤の絵付けにばかり注目をして気がつかなかったのですが、実は柿右衛門が苦心したのは白磁の白でした。濁し手(肥前の言葉では米のとぎ汁という意味だそうです)と言われる門外不出の技法で、ヨーロッパの方々の目に美しく映える白を生み出したのです。その先駆けとなる器が初期色絵(初期柿右衛門とも)といわれておりますしかし、李朝の白から初期伊万里、九谷など、他にも色々な白があり、それぞれに輝いている白色白光の世界がありましたそして、それぞれの白の器に、太宰府の藤丸阿弥さんが、『ひとひら』の桜のお菓子を盛り付けてくださいました二服目には、天正の北野大茶湯にて利休邸で使われたという真盛豆を、これまた利休が使った西方尼寺のお水の井戸の形の枡に入れてお出しいたしました。『ヤマニシ春の唐津祭り』ということで、その後は、オール古唐津の茶碗の取り合わせでしたので、アンバランスのバランスでしたが…楽しい一会となりました -
神戸たこ焼き茶事
3/7(日)は神戸たこ焼き茶事をいたしました前日の牡蠣茶事から一転、タコ茶事ということで使う器も変わったり、同じ器も使い方を変えたりと、それはまた楽しいセレクトの思案でした吉田さんのおみ足の具合も日にち薬でよくなられておりますね〜お正客のプリティー具合に合わせて、床の間には乙女椿を全体的にいつもより可愛いもの取り合わせでまいりました8名もお客さまがおられましたので、お濃茶も8盌出て、のり平論法もとても分かりやすかったのではないかと…鶴屋八幡さんの白雲というお菓子が、NHKの官休庵のお席にて出されていたとのことお客さまがお帰りになられたのち、夜空を見上げると、杏の花がとても綺麗でした