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桜満開の北野が待合🌸 ~神戸小さな北野大茶湯❣~
3月最後の日曜日は神戸小さな北野大茶湯を開催いたしました
たくさんのお客さまにお運びいただきましたが、桜が一輪二輪のレベルで💦
しかし、掌茶箱の楽しさや、太宰府からお菓子を作りに来てくださった藤丸阿弥さんの出来立てホヤホヤの花御堂のお菓子など
優ちゃん(長男)も桜形大徳寺納豆チョコをがんばって80個作ってくれました
そしてたくさんのお客さまに助けられまして、楽しいお茶の一日を過ごさせていただきました
花まつりも近いということで、誕生したばかりのお釈迦さま・布袋さま・韋駄天さまに登場いただき、
小噺法話も
暖かい一日でしたので、朝1のお席から6席目までつとめさせていただきましたら、
少しずつ桜も咲き増えて、亭主をつとめさせていただきますと、その微かな変化も楽しかったです
3月最後の日曜日か❔
4月初めの日曜日か❓
当たりがハズレか半丁博打桜茶会
みたいになっちゃいますが💦
これに懲りずにまた来年もお越しくださいませ
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織成月茶会~5月~②
今回のお菓子は老松さんでお願いをいたしましたこの時期、在原業平のカキツバタの歌に因んだ『唐衣』というお菓子が美味しいですよねそこから少しネタをいただき、形は唐衣のままで、達磨さんの真っ赤な衣に着せ替えていただきました。銘は『壁観』と。壁観とは、壁のように静かで動じない達磨さんの禅のようですこちらはあちこち気が動いて、お喋りばかりの席主でございますがコロナ禍ということで、菓子鉢は取り分けにせず向付に。この頃マイブームとなっております、李朝〜唐津〜伊万里と、李朝初期から江戸中期までの主に李朝の陶工が関わった器を時系列に楽しんでいただく趣向で♬達磨さんの緋の衣は、どんな器にも合いますとても美味しかったです老松さん、ありがとうございました♬また、李朝から伊万里までの向付を手に取っていただきながら、たこ焼き食べてお茶一服しながら、やきもの勉強会やりたいと♬ -
織成月茶会~5月~①
織成月茶会 〜5月〜京都西陣の織成館にて、月釜の亭主をつとめさせていただきました。テーマは達磨さん。インドから中国の梁の国に入った達磨大師は、梁の仏心天子と呼ばれた武帝と問答を。『沢山のお寺を建て、僧侶を養成し、仏教普及に尽くしてきた朕にはどれくらいの功徳があるか?』との問いに大師は、『無功徳』と。功徳がないわけではないだろうが、先に功徳や利益を求めて行う行為は、どれだけ見た目は仏教的行為であっても、仏教ではない。(自己反省タイム)機嫌を悪くした武帝は、『朕の目の前に居るお前は何者だ』と問う。大師は、『不識』つまりは『知らん!』と命からがら逃げ出したとか、この天子は問答の価値がないと梁の国にを去ったとか、色々と伝わりますが、芦の葉に乗って揚子江を北上し、北魏の少林寺に入り、面壁九年と伝えられます。しかしひょっとして、不識!と問答で天子を負かしたが、己を知るということは何よりも難しいことであったと、天子の問題ではなく己自身の問題であったと、得心しての面壁九年だったかもしれないと思ってみるのです…おそらく、あっという間の九年だったのではないかと…じつは仏教って辛気臭いように思われますが、新たな自分を発見したり、考える力をいただいたりする、ワクワクな世界なのです♬たのしかったなぁ〜♪ -
織成月茶会~4月~③
お菓子を選ぶまでお正客のお茶碗は決まらない…中里太郎右衛門先生とお菓子の蔵(有)鶴丸さんのコラボで出来上がった唐津の陶片せんべい選んだお菓子の柄と同じお茶碗で一服召し上がっていただく企画リアルなお菓子でしたよ〜笑間違ってお茶碗をかじるお客さんもいや、そんな人居れへん居れへん二服目のお菓子は唐津の宮田屋さんの松露饅頭。虹の松原で見かけるキノコを松露と見立てたお菓子。これが広島に行くともみじ饅頭に…いや、そんなことあれへんあれへんその後、ご移動いただいた織成館の方では、西陣織や日本中の織物や機織り機も見学出来ます。ついでにショーケースをお借りして、毎月、『茶のこころを紡ぐ 〜織成プチ美術館〜』と題して、少しお道具を飾り、何か一つやきものやお茶道具の物語を持って帰っていただきます。皆さまのお陰で、息子とお茶ができる仕合わせも♬ -
織成月茶会~4月~②
織成館の素敵なお座敷と雨でしっとりとしたお庭。こんな素敵な空気の中で、一日中お茶を差し上げるという贅沢完全!ということは何事にもありませんが、いま出来ることを、スタッフ一同と何度も確認しながら、相談しながら、変更しながら、この日を迎えました。お客さまも一座建立のお気持ちを大切にしていただき、ご協力くださいましたそれもこれも、この空気を守り絶やさないために…