光明寺について

歓喜山光明寺は、港町神戸の下町にある、浄土真宗本願寺派(西本願寺が本山です)のお寺です。
先々代の頃、昭和20年3月の神戸大空襲で寺は焼け、現在の地に移りました。
先代が昭和36年に保育園を始め、子どものにぎやかな声とともに歩んでまいりましたが、平成7年の阪神淡路大震災により、またまた、甚大な被害を受けました。
震災で大切な人を失ったり、園が避難所になったり、不自由な仮住まいを経験したり、病気も経験いたしました。
しかし、ご門徒や多くの皆さまに支えられ、今日のたいせつな一日を迎えさせていただいております。

歓喜山光明寺

歓喜山光明寺では、法要や法座、葬儀、法事や納骨その他の仏事相談など、
既存のお寺の活動や役割も大切にしております。
しかし一方で、さまざまな方々とのご縁を新しく結びたく、「茶の湯」をもう一つの活動の核にしております。
お茶の学びはまだまだ足りておりませんが、私が震災で受けた心と体の傷は、
仏教の教えと茶の湯の文化に触れることができたおかげで支えられ、癒されてきたと実感しております。
現在、活動といたしましては、法話と大寄せのスタイルの茶会を一つにした
お茶会法座や、イタリアンや神戸たこ焼きなどの新しい茶事(みのり茶事)に仏教小噺(笑)を散りばめ、
利休や織部時代の器を中心に取り合わせながら、
現代と桃山時代のだいご味をつなぐお茶に取り組み楽しんでおります。

みなさま、時々はこちらのサイトに、そしてご縁がありましたら是非、拙寺の行事にご参加いただけましたら幸いです。

境内案内

歓喜山光明寺02
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