4月8日(月) | 花まつり 神戸文化ホールにて |
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5月 | 門信徒会総会 午後2時 |
7月7日(日) | 永代経法要ならびに合同年回法要 |
8月16日(金) | お盆法要(歓喜会) 午後2時 法話:住職 |
9月22日(日) | 秋の彼岸会 午後2時 法話:住職 |
10月13日(日) | 仏具お磨き 午前10時 |
11月3日(日) | 親鸞聖人報恩講 午後2時 法話:住職 |
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11月未定 | お茶会法座 午後1時 |
12月未定 | 成道会(絵因果経ご開帳) 午後2時 法話:住職 |
12月31日(火) | 除夜会 午後11時45分 ※現在閉会中 |
1月1日(水) | 修正会(しゅしょうえ)除夜会に引き続いて |
1月19日(日) | 阪神淡路大震災追悼法要 午後2時 法話:住職 |
2月未定 | お茶会法座 午後1時 |
3月未定 | 春分の日 春の彼岸会 午後2時 法話:谷川弘顯師 |
10月14日の日曜日に、バス旅行を企画いたしました。
「親鸞聖人と法然上人が出遇った吉水周辺や西行庵を訪ねて」という企画です。
丸山公園付近には、親鸞聖人の師匠である法然上人の浄土宗の本山知恩院、聖人が出家をされた青蓮院などが今でも残り、もともと本願寺があった場所や、親鸞聖人と法然上人が初めて出遇った吉水の地がございます。
また、聖人出家の際にお剃刀を授けた慈円和尚のお墓やその慈円和尚が若かりし頃に歌の心を学んだというお話もある西行法師の終焉の地に建てられた西行庵という侘びた庵もございます。
その地を贅沢にもいっぺんに訪ねようという企画です。
幸いそれらの地は、丸山公園付近に密集しておりますので、十分に回りきる時間があり、帰りには西本願寺にもお参りをさせていただく予定です。
右の写真は西行庵の茶室、皆如庵の床の円相窓です。
去年のゴールデンウィークに、西行庵にてお席を持たせていただきました時の床飾りです。茶室の陰影の力を借りまして、釣舟の花入に大山蓮華を活けました。
躙り口から拝見すると、花が逆光で影に。
それが床の前までにじってまいりますと…
なんと!このように今度は逆光のよって、葉っぱの葉脈まできれいに光り輝くのです。
こちらは、キリシタン大名の高山右近が祈りをささげた茶室と伝えられ、ステンドグラスのように花や葉が光り輝くように考えて設計された茶室のようであります。
なんの力もない私が亭主でも、茶室がそなえ持つ本来の力に助けられ、すばらしい茶会となりました。
それ以来、西行庵さまとは懇意にさせていただき、今回、茶室皆如庵の見学がかなったというわけです。
ガイドは私、住職が勤めさせていただきます。楽しい旅にしたいと思っております…。
9月23日の土曜日の秋分の日に、秋の彼岸会をおつとめいたしました。
今回の法話のテーマは、「お葬儀についての一提案、その他」ということで、後半はお葬儀のあり方について、私なりにいま考えている思いを伝えさせていただきました。
その宗派の教えに照らして必要のないものは省き、大切なこと・外してはならないことを基本にお葬儀を考えていきますと、値切ったりケチったり(失礼…💦)せずとも、自然とお葬儀の全体の費用は落ち着いたものになって行くというシンプルな考えです。
知らないうちに必要なものとそうでないものが、ゴチャゴチャに混在してしまっているように思います。それは私たち僧侶の怠慢と葬儀の商業化が主な原因ではないかと、力のない頭で考えてみたことです…
それとワザワザ祭壇(正式には葬儀壇や荘厳壇と申します)を組まなくても、仏師や仏具屋さんが心を込めて仕上げてくださった本堂内陣のご本尊の前での葬儀ってシンプルでかっこいいと思うのですが…😊
中には本堂で大きな祭壇を組むことによって、ご本尊もお内陣も隠れてしまうこともあります😅
仏さまの世界を表現するために、金箔や漆で荘厳されたお内陣を隠して、突貫工事で組んだ祭壇(葬儀屋さんごめんなさい🙇♂💦)の葬儀ってどうなのかな…😅
あくまで私見ですが、家族葬やその他諸々、ご門徒さんたちには思いを伝えさせていただきました。
今回のお供養は、昨年まで光明寺門信徒会の役員としてお寺を盛り上げてくださったご門徒さんが、ご主人の十七回忌をお参りの皆さまに!と、おいしいお菓子をお届けくださいました。 それに西本願寺出版のご法話の冊子、最近のお茶事にて床の間を飾った、江戸時代の天秤と桔梗の花の写真をラミネートして、天秤にまつわる法話もさせていただきました。